TAKASU、久しぶりの美術館

TAKASU、久しぶりの美術館

こんにちは、TAKASUです。

 

SHIINAさんお誕生日おめでとうございました!!(激遅)

プレゼントを用意することは出来ませんでしたが、これからもゲームの話をたくさんしましょうね!

 

お盆明けの水曜日。段々連休明けの疲れやダルさが引いてきたころ、さて何を話そうかというところです。

先週はSHIINAさんとARIMAくん、IDOさんがそれぞれのお盆休みについて振り返っていましたね。

私もその週に休みについて話そうかと思いましたが、IDOさんと同じ感じで、祖母の家に行きお墓参りとショッピングに出掛けたという思い出しかなかったです。

ですが、先週の日曜日、友人と美術館に行ったので今回はその話をしようかと思います。

今回も「印刷アレコレ」はお休みにさせていただきます・・・!

 

美術館に行くということはそれはもうすごい画家さんが展示会を行っているので見に行くしかない!と友人に誘われ豊田市美術館に来ました。

2019年7月23日~10月14日まで開催されている「クリムト展 ウィーンと日本 1900」は19世紀末~20世紀にかけて活躍したウィーン出身の芸術画家グスタフ・クリムトの没後100年と日本オーストリア友好150周年の記念展です。

HP → https://klimt2019.jp/

華やかな装飾性と女性が放つ官能性をあわせた各作品は誰をも魅了し圧倒的人気を博しています。

ネットでの評判がとても高く私も丁度気になっていたので友人からの誘いを機会にどれくらいの迫力なのかを体験してきました。

 

日曜日午前11時。

開館一時間後にもかかわらず大勢のお客さんでいっぱいでした。

大人から小さいお子さん、年配の方や美術大生らしき方はたまたカップルまで!

人の波に押し流されながら友人とチケットを買っていざ会場入り!

 

もちろん写真撮影はNGなので脳裏に焼き付けながら感想をつづらさせていただきます。

 

一言でいうと「圧巻」でした。

 

 

クリムトさんは学生時代に仲間と一緒に学校の大きいホールや正接の壁画を仕事として承っていたらしく、当時の下書きや設計画、デザイン画が展示してありました。

正確さと豪華絢爛な色の数々、これが下書き?!デザイン画?!と思えないほどのクオリティでお客さんの中には思わず声が出るほどの圧巻さがありました。目から鱗でした。

 

また、大きいカンバスから小さいカンバスまで、大きさにとらわれずその中で絵画を存分に表現するのがとてもうまく、その絵の中に人物や風景が広がっている奥行き感が出ていました。

特に気になっていた女性の絵画、どうしてそんなに綺麗よく表現が出来たんだ・・・?!と思うくらい女性のことを知り尽くしていました。女性の横顔や全体の体の表現がしなやかで乙女らしくて素敵でした。空いた口が塞がらなかったです。

 

 

実はこの方、幼少期から没後まで独身だったらしく、家族も父と弟が早くお亡くなりになって妹や母とともに暮らしていたので身近に感じる女性の身なりや仕草もクリムトさんは見て描いているという情報を聞くと腑に落ちました。

 

作品を見続けていくと、日本美術を用いた作品が多くなってきました。

 

浮世絵やその時代にあった着物の模様だったり、画風だったりと独自に取り入れて新しい芸術の幅を広げていってました。数ある中でも絵画表現の可能性は尽きることなく見ていて全然飽きなかったです。

 

私は絵を描くことが大好きで、その中でも人間を描くのが一番楽しいです。

 

クリムトさんはほとんど女性の絵しか描いてなかったらしく、男性の絵はほとんどありませんでした。それでも人に興味があって探求して自分の絵画表現で初期のころの自然的な表現から確立した「黄金様式」という時代での間で魅了する作品ができたのは、自分自身での描きたいもの作りたいものが分かっていたからこそ素晴らしい芸術品が後世でも引き継がれていったのではないかなと思います。きっとクリムトさんも女性を描くのが楽しくて描いていたのかなと思うとフフッと笑ってしまいます。

作品の説明はないものの相手から見た目線で紐解いていくとより一層楽しめて行けたかなと思いました。

また友人ともクリムト展の感想や個人的な思い出もたくさん聞けたのでとっても充実して楽しかったです!

この記念展はまだまだ絶賛開催されているので時間があれば見に行ってください。一度も行ったことがない人もこの機会にぜひ!

 

久しぶりの美術館巡り、とっても有意義に過ごせました。

来年もこうした機会があったら、また友人と行きたいものですね。

 

それでは、今回はこの辺で!

 

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