TAKASUの今日のメモ書き(4)

TAKASUの今日のメモ書き(4)

こんにちは、TAKASUです。
 
最近暗いニュースばかりで気持ちが参ってしまったので面白い動画ないかなぁと探していたら
物音を繰り返し真似して最後に叫ぶ外国人の動画を見つけて
くだらなさすぎて涙が出るほど笑いました。
スッキリしました。
 
空気もどんよりした世の中ですが今回もメモ書きコーナーやっていきましょう。
今日も明るく行きますよ!
 

 
インターンシップに来てくださる学生さんからスタンプラリーの問題で印刷のことについて出題されるのがCMYKについてです。
印刷の基本ともいえる語句ですね。
羅列したアルファベットはそれぞれの色の頭文字で出来ています。
以前のブログでも紹介しましたが今一度おさらいをしておきましょう。
 

Cシアン

Mマゼンタ

Yイエロー
 
これらを合わせると中心部分は黒くなります。
この部分がブラック…ではないです。
 
CMYは色が混ざれば混ざるほど暗くなります。
これを減法混色といいます。
 
CMYは混ざれば黒に近い色に出来上がりますが、
インクでの再現は難しいので黒(K)を足しています。
 
ちなみに、KはBLACKのKではないです。
 
このKはキー・プレート(Key plate)の頭文字からとった黒であり、BLACKとは別の種類になります。
キー・プレートは、文字や画像の細かい線や輪郭を表すためにある印刷プレートのものです。
実際だとベタ(ベタ塗り)として使うこともあり、CMYで表すことの難しい黒でもキー・プレートを使えばベタ塗りの黒を表現することができます。
 
重要なのはBLACKではないということ。
Key PlateとBLACKは別物としてとらえるようにしましょう。
 
※RGBは「光の三原色」と呼ばれ、スマホのディスプレイなどデジタル媒体の色構成です。こちらは重ね合わせると白に限りなく近い色になりこれを「加法混色」と言います。
CMYKやRGBのほかにも特色があり、CMYKでは表せられない色を印刷できます。

 


紙は大きくコート系・マット系・上質系に分けることができます。
コート系は両面ツルツルした質感を持ち、
マット系は両面ザラッとした感触。
上質系はマットと近い感触と思うんですが色味は若干異なります。
コートやマットは雑誌やポスターなどによく使われますが、上質紙はメモやノートに使われることが多くあります。
 
実は同じ種類の紙でも、色が乗りやすいもの・光沢感が強いもの・印刷再現性に優れたものなどメーカーごとに少しずつ違い、
印刷がしやすい・しにくい紙があるのです。だから紙に合わせて注意をしながら印刷をしています。
 
ここから、仕事を踏まえて話しますが、
やっぱり通しにくいものは本当に通しにくい・・・
 
「逆にエアー強くしたら通しやすいのでは?」
「これは抑えがないと一枚ずつ運ばないなぁ」
「もう少し位置高くして二枚でないようにしよう・・・」
とやっていくうちに考えが頭に入ってきます。
経験してるから色々な方法で試してみたくなるんですよね。
最近なるほど!と思ったのは!、どちらかを上げて片方は下げるやり方をすれば調子が悪いときでも通してもらえるようになること。
 
機械もきまぐれなので調子が悪いことはあります。人間みたいですね・・・
こちらは機械に合わせないと行けないので、すぐさまやり方を合わせてこれどうでしょうかぁ・・・みたいに汗汗しながら日々奮闘・・・
「違ェッ!」で機械止められたら夜は枕が涙でぬれそうです。
・・・とまぁ機械と紙の調子は紙一重なので、そこらへんうまくやっていけばいいかなぁと思っています。
 
今日はここまでです。
業務を覚えていくうちに紙の種類をもっと知っていけたらな良いなぁと思っています。
いつかそんな機会があれば、多くの種類の紙たちとであってみたいものですね。
それでは。

TAKASU【印刷】カテゴリの最新記事