ヤレ紙の整理整頓

ヤレ紙の整理整頓

こんにちは、TAKASUです。

 

新年早々風邪にやられてしまいました…。

今年は初詣に行ってなかったのでなんかしらのバチが当たったんだと思います…悲しい…

社会人の風邪は本当に辛いので自己管理徹底してきましょう…

 

 

今回は印刷の仕事について話していこうかなと思います。

今まで印刷についてのことをたくさん話したつもりなんですが、大きな話題からさらに絞り出しての話題はまだ1、2回ぐらいしかないなぁとふと気づきました。

駒田の整理整頓ってどうしているんだろう…

ブログを読み返していても、大掃除のことには触れたものの、かすり程度…全然話のネタにしてないじゃん!

ということで、今日は工場の整理整頓で私が一番大切にしている「紙」について話していきます。

 

 

会社見学に来ていただいた就活生の皆さんは

工場をぐるっと回って見ていただきましたよね。

紙がドンッと置かれてる所をいくつか見かけましたか?

私の担当している8色機だとこの二つです。

 

入ってすぐ右側に見える所と

壁で遮られてる場所。

 

ブログの中でもすこーし触れたと思いますが

この紙は全部「ヤレ紙」として保管しています。

ヤレ紙は 印刷物を作る過程で、ムダになってしまった用紙のこと言います。見当が入っていなかったり、色がうまく出ていないため、もう製品として出回りません。

もう世の中では捨てられた紙たちです。

 

今頃出ていたら世の人たちに広告物や雑誌の一部になって見られていたんだろうなぁと思うとなんだか悲しくなってきます。

まぁ紙にそんな感情は多分ないと思いますが…

でもずっとこのまま放置しているとどんどん溜まってきたり湿度でヨレヨレになって本当に使い捨てになってしまいます。

そうならないために、ヤレ紙たちは本刷りで使っています。

色調整や見当合わせのためにつかっているのです。

 

なぜか話が逸れてしまいました・・・
整理整頓でしたね。
壁側の向こう側のヤレ置き場はこんな感じ。
左上側は46判0.16以上の厚さ・他3つは菊判の厚さ0.08~0.27の紙がそろっています。
一方、壁側のヤレ紙棚置き場は
46判の厚さ0.06~0.16の紙がそろっています。
分かりやすいように手前と奥で同じ厚さを変えて置いています。
基本はこの二つの所を多く使うのですが、
壁側のヤレ紙置き場は上棚と下棚でも紙の大きさや厚さが全然違います。
 
上の棚は、左は菊判0.06右はB判0.20以上(右はあまり使わないことが多いです。)
下の棚は、A判0.05~0.13
一番下は、縦は菊判サイズ・横は特寸サイズの特別な紙。0.13~0.32以上の厚さです。
ヤレ紙置き場は「わかりやすく・清潔に」使うことを心掛けているので、一番下にある紙をどかす時は丁寧にどかすことを気を付けています。
ただこれは、慣れや気遣いが大事なのでそのままやってるとグシャッと音がして紙が破けます。
特に薄い紙だとすぐ破けやすいので力を入れると破けます。
グシャッと。
お~怖い・・・
整理整頓は紙の状態も維持しながら移動させたり積まないといけないので余計に神経を使います。
でも意外と、これが楽しいもので。
ちなみに、刷りだし本番前はゆがんだりヨレヨレしていない綺麗なヤレ紙を使います。
印刷前にダメなヤレ紙を刷ると印刷機のブランケットにシワが入ってしまい、ブランケットを交換することになります。仕事効率も悪くなるので絶対に乗せてはいけないんです。これが結構大事。
他の人にも迷惑をかけてしまいますからね。
以上が、私が担当してる8色機のヤレ紙についての紹介でした~。
紙を積むときも綺麗にそろうときみたいに、ヤレ紙もきっちりそろうと心が晴れやかになります。
見ていて笑顔になれるぐらいに。
まだ見ていない方や、もう一度来てくださる就活生の皆さんもまたお越しください。
綺麗な状態でヤレ紙たちがお待ちしております。
それでは。

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