印刷アレコレ その8

印刷アレコレ その8

 

こんにちは、TAKASUです。

 

前回のブログにたくさんのコメントありがとうございました…!皆さんの思うゲームについてのたくさんのお話は楽しかったです…!

ゲームには有り余るほどの魅力があるのでたまに話題を変えるには持ってこいです。

よかったら、実際にプレイしなくても紹介した3つのゲームを調べたり、プレイ動画を見てみるだけでもしてみてください!

 

さてさて、本題に行きます。

 

印刷アレコレその8!

その7に続いて製本編第二弾です!

今回は製本の仕組みについて話していこうと思います。

 

◇正16ページ折り(機械折り)◇

 

製本の基本中の基本とも言えるよく印刷で見られる製本のやり方です。

 

社内報や会社案内の冊子は製本前だとこのような形で印刷されます。

↑この図では一枚の紙の中に4頁(頁…「ページ」の意味)収められています。

 

このように、頁物(ページモノ)は一枚の紙の表と裏両方に複数頁を収めて同時に印刷します。

それを1頁分のサイズに折りたたみ、何ページか重なった状態にすることで、本や冊子の状態を作ります。

 

次の図では、B4サイズの一枚の紙に8頁収められ裏にも同じように違う絵柄で8頁印刷されました。

これを折って(もちろん一枚の紙)つながっている所を切り落とせば・・・

なんと不思議、瞬く間に16ページの本が出来上がりました。
これが正16ページ折り(機械折り)です。
実際にやってみるとその仕組みがよくわかると思います。
この折り方はコピー用紙など手近な紙でできるので、自分でも試すことができますよ。ぜひ一度やってみてくださいね。

 

◇平綴じ・中綴じ◇

 

平綴じ・中綴じは製本の種類の一つです。
平綴じは折丁(製本するために折りたたまれたもののこと)を重ね、上から針金で綴じる方法です。中綴じは、折丁のセンターをひろげて重ね、センターを針金で綴じる綴じ方です。

駒田印刷では製本作業はこの平綴じと中綴じをしています。
2つの製本形式はステッチライナーという機械で製本をします。
上から下へ、昇順の頁が印刷された折丁が重ねられ、機械の中で針金で閉じられ製本されます。
平綴じ・中綴じは表紙をまく必要がなく針金で強度が増し、安価で対応することができます。
生産性もいいので大量の部数を製本できる効率のいい製本の仕方です。

 

以上です。
製本の簡単な16ページ折りも基本のうちなので覚えておいてくださいね。

 

それでは、今日はこれで!

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