こんにちは、TAKASUです。
印刷アレコレその7!
今回は少し視点を変えて「印刷」から「製本・加工・仕上げ」について話していこうと思います。
さらにシリーズとしてやっていこうと思うので今回は
印刷アレコレ 製本・加工・仕上げ編 第一弾!
としてどのくらい続くかわからないですが!…まぁ第五弾くらいになるといいなぁ…という思いでやっていこうと思います。
印刷オペレーターでも「印刷」だけの知識では仕事ではなかなかやっていけないものです。
この3つの知識も入れていかなければ、真の…というかまだまだペーパーな存在でいるままです。就活生の皆さんも内定が決まった方にも!印刷の知識の幅を広げていってほしいです!
それでは本題に移ります。今回はサクサクと行きます。
今日話したいのは、印刷用語で使われる本の名称についてです。
「小口」(こぐち)・・・ 本の外側。
「のど」・・・ 本の中側。
「のど」に寄せると、製本した際に綴じ方によっては見えにくくなることがあります。かといって、小口に寄せて作るのもデザインとしてはあまりよくないことなのでバランスよく考えてデザイナーの方は慎重に制作しています。
もちろん、デザイナーだけの押し付けではなく、印刷オペレーターも印刷時に曲がっていないかを確認するのが大事です。難関を通ってまた難関。製本に行く前でも厳重チェックは欠かせません。
「天」・・・本の上側。
「地」・・・本の下側。
これはとても分かりやすいですね。印刷でもこの用語は日常的に使われています。
指示では「天地逆転に指定しています」・・・などといった形で仕事が回っていきます。
「背」・・・綴じてある部分。本の外側。
「背」の幅は、表紙・本文の紙質とページ数によって異なります。
・・・今回は以上です。
製本・加工・仕上げにとって一番基本な所を話しました。
といっても「本」ですが。
ですがこれもその3つの中にある中のうちでもっとも重要なことです。
次回もこういった感じで進めていこうと思います!
それでは。