こんにちは、TAKASUです。
最近、本のレビューを見るのにハマっています。
今すごく気になって買いたいなぁと思う本がありまして・・・タイトルがもうストレートでおもしろそうなんです。ちなみにそのタイトルは「文豪たちの悪口本」です。
内容は文豪たちならではの愚痴や色々・・・とにかく盛りだくさんの本だそうで。ちらっと見ましたが特に太宰治さんの真っすぐな悪口が見ていてスカッとします。気になる方はぜひ・・・
小話はこれくらいにして、本題に入ろうと思います。
今回は「印刷アレコレ」第2弾です。
前回はいくつかのネタを挟んでいきましたが、今回は一つに絞り込んで話していこうと思います。
ズバリ・・・「紙」です!
印刷にとってとても大事であり、紙がなければ今見てる印刷物も見ることができない・・・そんなことは当たり前のはずです。では何が言いたいのか。
「紙」は「紙」でも、全部「紙」を一種類にしてはいけない
・・・ということです。
デザインを勉強している、紙に興味がある、印刷物に興味がある就活生には少しだけわかってもらえて頂けてるのかなと思います。
紙の種類
印刷で扱う紙の種類は次の4種類です。
コート紙・マットコート紙・上質紙・特殊紙
駒田で扱う基本的な紙は、コート・マットコート・上質紙が多くあります。
それぞれ触り心地も違って、用途も全く違います。
今回は駒田が多く扱ってるこの3つに絞っていきます。ただブログなのであまり多くは語りません。簡潔に行きます。
コート紙
紙の表面がつるつるしていて光沢感がある紙質です。
コート紙は基本、スーパーなどの折り込みチラシや、週刊誌などの雑誌によく使われる用紙です。カラー写真やイラストのノリがいいので、商品を目立たせたいときにとっても向いています。そして一般的に価格が安いので駒田でもクライアントさまの多くがこの用紙でご注文されています。
マットコート紙
コート紙より光沢はなく、控えめでしっとりした印象です。
落ち着いた印象なので、医療関係や学校のパンフレット・レストランの広告などによく使われます。光沢が抑えられているため文字や写真を長い時間読んでいても目が疲れないことから情報誌としてもよく使われています。ただ、コート紙より目立つことがないのでデザインが少し暗くみえてしまいます。
※うすいピンクの紙のほうです
上質紙
紙の素材、繊維(パルプ)からの自然な質感を活かした用紙です。
ザラザラしていて、光沢感はほぼゼロです。主に、塾の問題集や質感の合うデザインの広告など書き込みできるものやデザインが合うものに使われます。ただし、色が沈んで少し暗めの発色になるので、チラシの差別化に当てはまることがあると思います。駒田では多くは学校や塾の問題集としてつかわれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。紙の種類で広告も雑誌も問題集もすべて変わる。「紙」は一種類ではないんです。デザインをしている方も印刷をしている方も、その用紙に合わせた方法で細かく丁寧に仕上げをしています。
是非一度、何気なく手に取ったチラシや雑誌を見てどういう意図でこの紙を選んだのか想像してみてください。少しだけでもいいので、気になったら追求してみてください。
ではまた次回、「印刷アレコレ その3」で会いましょう。