今日のテーマは営業部のSHIINAの1日紹介です。
ARIMA君が内定者さんの知りたいことをリサーチしてくれたので、軽率に乗っかっていこうと思います。
まずは私の平日の行動を時間で表してみました。
8時25分の朝礼から17時30分の定時で仕事を終えられた場合です。
定時で仕事が終わっても日報を書いたり帰宅の準備をしていたら+10分なので退社時間は17時40分です。
まれに早々と仕事を終え、17時30分ジャストで華麗なる定時退社を決めるときもありますが、妙な達成感が(?)。
というか。
私の通勤時間長すぎでは……。
通勤の往復時間だけで午前の就業時間に匹敵するのは無駄としか言いようがないですが、県外のド田舎に住んでいるのでこれくらいかかってしまいます。
会社から徒歩数分の距離に家がある某I先輩が超〜〜〜〜〜羨ましいです!
定時で上がっても家に着くのが20時なのは悲しい。
仕事が終わると毎日クタクタなので12時までにはシュンッ…と寝てしまいます。(早いときは夜9時半とか)
前に話したところ、市内に住んでいるARIMA君とIDOさんはそれほど疲れていないようなのですが、市外住みのTAKASUさんは疲れていることに同意していました。
仕事というより通勤のせいでクタクタになっている気が……。
学生の頃は寝付きが悪く、布団の中で2時間起きているとかザラだったのですが、会社勤めを始めてから布団に入って5分で寝られるようになったのは大変な進歩です。素晴らしい。
会社勤めでも遊ぶ時間たくさんあるよ!と本当は言いたかったのですが、実際は疲れてすぐ寝るので……。
布団の上でゲームを始めると10分後にスヤ…( ˘ω˘)ってなってます。本を読み始めたら3分後には意識が遠のいています。
次に、仕事のスケジュールです。あくまで一例なので、日によってまちまちです。
8時40分
・今日のスケジュール確認
前日にスケジュールを日報に書いてあるので、「この原稿手配しなきゃ」とか「初校があがってくるな」とか「打ち合わせがあるぞ」とか色々確認します。
翌日のスケジュールをきちんと書くのは大事です。
「これくらい覚えられるわw」と思っても、一晩寝たら忘れます。休日を挟んだら確実に忘れます。
絶対に忘れます。(戒め)
・メールチェック
会社員たるもの、届いたメールには(休業日を除いて)24時間以内に返すものです。
私が今やっている仕事では、250社を超える企業さんが協賛して原稿を提出されているのですが、毎日鬼のようにメールが届くのでちょっと大変です。
完結でわかりやすく失礼のないビジネスメールを送ることはもちろんですが、メールクライアント(アプリケーション)を使いこなし、届いたメールをきちんと管理するのも会社員に必要なスキルです。
学生の頃はGメールなどを適当に使って受信フォルダを大量のメルマガで溢れさせてましたが、上司からMacのメールクライアントの効率的な使い方を教わり、今では快適に使えるようになりました。
9時〜
・原稿手配や校正
印刷会社の営業は、受注した物件がきちんと印刷されて納品できるかどうか計画を立て、チェックする現場監督的な仕事が大半です。
「現場監督」というと建築関係っぽく聞こえますが、「プロデューサー」というとクリエイティブな印象がつきますね!
この仕事をきちんと説明するだけでブログ記事が一本書けるのですよね……。ううん。
やっていることは、
・納期や印刷日、初校日(制作側が最初の校正を出す日)などを決める。
・制作(デザイナーやDTPオペレーターの部署)へ原稿などを手配したり内容を説明する。
・先方にデザインを見せる前に営業が校正する。(印刷会社内でやる校正なので「内校」といいます)
・上がってきたデザインを先方にチェックしてもらい、デザインの修正指示を制作の部署へ伝える。
・クライアントから「このデザインでOK」と言われたら、印刷するように手配をする。(校了)
こんな感じです。
12時〜
・同期のみんなとお昼ごはん
弊社の食堂で毎日4人で食べています。
私はいつも祖母が作ってくれた弁当を持ってきています。
学生の頃は、『孤独のグルメ』みたいなグルメ漫画のように、毎日外で昼食を食べられるものだと思っていましたが、たった1時間の昼休憩では落ち着いて外で食べれないことがわかりました。
とてもじゃありませんが、「誰にも邪魔されず、自由で、なんというか、救われている雰囲気」では食べられそうもありません。
立ち食い蕎麦とか牛丼チェーン店のようなすぐ食べれる飲食店にサラリーマンの需要があるのも納得です。
13時〜
・原稿手配や校正
午前中に先方から発注が来たり、制作の部署から校正が上がってきたりしますので、その対応をします。
毎日毎日、校正&校正。でもそれが印刷会社なのです。
14時〜
・お客様と打ち合わせ
おそらく学生のみなさんが一番営業らしいと思っているであろう仕事。
今は新人なので、先輩上司に同行が基本です。
お客様に何を話すべきか? 何を聞くべきか? 場を和ませるにはどう話すべきか?
学ぶところはたくさんあります。
打ち合わせに行くとあっという間に時間が経っています。
だいたい1件の打ち合わせで最低1時間以上は必要かなというところ。
16時〜
16時になるとその日のメイン業務はだいたい終わっているので、「あぁ1日終わった…(ヽ´ω`)」という気分になってきますw
「定時じゃないぞよ、もうちっとだけ続くんじゃ」…などと亀仙人のようなことを言うなど。
・納品
名刺などの小さな商品は、営業が直接納品することもあります。お客様と直接話すチャンスでもあります。
※基本的には納品担当の方が納品したり、運送会社に頼みます。
納品以外にも、刷り取り(完成した商品の見本)や校正紙を持っていったりします。
・テレアポ
新規営業活動も大事です。色々方法はあるのですが、人脈のない新人でもできるのが電話営業です。
結構根気がいりますが、新規受注目指して積極的に挑戦していきたいです。
電話が死ぬほど嫌いで苦手だった私も、今はだいぶ慣れました。挑戦は大事。
・売上を計上する
納品をして会社に帰宅したら、商品の金額を確認し、計上します。
せっかく納品した商品も代金をいただかなければ意味がありません。
1円たりともミスは許されませんし、とても大事な仕事です。
売上計上を溜め込んでいると、月末に総務の方がめちゃくちゃ大変になるので、売上が確定したらすぐに上げます。
16時30分〜
・細々とした事務作業
先輩上司から頼まれたことをやったり。
見積書作成とか部署内の備品管理とか色々あります。
あとはブログ記事を書くことも立派な仕事です。暇を見つけては書いています。
・日報記入
業務の終わりにWEB上の社内システム日報を書きます。
明日のスケジュールを書いてプリントアウトすることもできるのですが、日報をちゃんと書き始めてから手帳がいらなくなりました…。
スケジュールのスクリーンショットを撮って、One Note(マイクロソフトのアプリケーション)に即座に保存、スマホで表示もできるので助かります。
なんでもスマホに記憶できるので、「一つ持ち物が増えたら一つ忘れ物をする」という注意力散漫な私にとって大変ありがたい時代です。
と、こんなふうに1日働いています。
日によって午後はずっと外に出ているとか、逆に1日どこにも出かけずに事務作業とかありますが、だいたいこれが今の私の基本的な1日です。
ARIMA君は別チームなので、ちょっと行動パターンが変わりますが(一番違うのは外に出る回数)。
一つひとつの業務はそこまで大変ではないのですが、いかんせん量が多い。
いかに早く捌けるかが重要です……。
働き方改革の影響で残業をするなと口酸っぱく言われているのですが、定時で帰ろうと思ったら集中して業務に当たらないといけないので、結構大変です。
それから、仕事に優先順位をつけることも重要です。
まだ仕事が残っていても、この仕事はまだ締め切り先だし、明日できるから今日はやらない!という判断も時には大切です。
深夜残業当たり前だった時代の上司の話を聞くと、時間が限られていない分、時間の使い方がいい加減の極み! 無茶苦茶です。
めちゃくちゃおもしろい話がてんこ盛りなのですが、正直ヤバすぎて現代の新入社員ブログにおおっぴらに書けるネタなのかわかりません。
昔の話とはいえ、なんというか、こう、コンプライアンス的に。
いや、昔はそもそも今みたいな法令がないのでコンプライアンスも何もないですけど。
ベテランの人にはそんなの当たり前だったよ〜!な話なのでしょうが、時代は着実に変わっているのだなぁと思います。
それにしても、頑張って記事を書いたのに、なんか全然楽しそうに書いてないですね。
いや、楽しいんです、とっても!
キラキラしたことを言いたかったのですが、実際は泥臭〜い仕事が多いと思うのです。
私は泥臭い仕事やってるほうが、仕事してるな〜みたいな気持ちになって楽しいです(?)。
それにやっぱりお客様がこういうの作りたい!と言ったものが、バシッとデザインになっていく過程を見るのは楽しいです。
私も学生の頃はIllustratorやInDesignを独学で勉強していじっていましたが、私のようなアマチュアとプロはやはり違います。
弊社の制作陣天才では……?と思ったりします。
お客様第一なのはもちろんですが、制作の方々が仕事しやすいような手配もちゃんとしたいと思います。
いつもミスばかりなので早く成長したいです。